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【自由活動】自立のたね

更新日:2020年10月7日

「自由活動」の時間では、スタッフは子どもたちの「やってみたい」気持ちを応援します。

自分は何が好きなのか?何をしたいのか?わからない子どもたちにとっては、時間を持て余し、時に辛く感じることもあります。

そんな時には自分の内面を見つめ、探求できるよう見守り、対話を大切にしながら、興味・関心につながる種まきをします。






===今日の自由活動===

・校庭にある山からジャンプして葉っぱにタッチ

・校庭にあるドクダミ摘み(虫刺されのスプレーを作る予定です)

・校庭にいたアマガエルの観察

・校庭のユスラウメを木にのぼってとって食べる

・ご近所の猫を見にいく

・人生ゲームで遊ぶ

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ユスラウメをとっていた時に、木に登って取ることができる子とできない子がいました。

木に登って「美味しい!」と食べている子を羨ましそうに、「いいな〜木に登れないよ〜」と見上げているK。


スタッフ「では背を高くしてみたら?」

K「どうやって〜」

スタッフ「脚立とか…工夫してみたらどう?」「木の棒で突くこともできるかも。」

K「…脚立ってどこにあるの?」


Kは自分で脚立を持ってきて挑戦しようとしました。

Kの脚立では実まで届かない様子を見ていた違う子が、さらに高い脚立を持ってきてくれました。

高い脚立でユスラウメをとることができました。


以前だったら、大人が簡単にできるようなことは頼んだ方が早いので、

「スタッフがやってよ」「もってきてよ」と口にしていたK。


今日自分でなんとかしてみようとしたことが、これからも自分でなんとかする・つくっていくための種になればいいな。

大人もついつい、やってあげようとしてしまいますが、グッとこらえて子どもの行動を見守ることがとても大切だと思っています。

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