地域の伝統に触れてみよう

最終更新: 2020年12月30日

【分野別学習:社会】


今年度はコロナのことがあって、特に高学年・中学部は校外での活動がなかなかありませんでしたが、12月に入って地元・緑区有松エリアの散策に出かけてきました。

有松絞りの作家であり、ホテルやイベントなど多岐にわたってコーディネートも手がける安保さんに有松地区を案内してもらいました。

400年続く伝統工芸の有松絞りについてスライドで説明を聞いたあと、旧東海道を東から西へ移動しました。






郵便局の向かいにあるガラス張りのおしゃれなショップ「suzusan」では有松絞りの衣類や雑貨が販売されています。

ドイツにも店舗があるそうです。欧米でも有松絞りは人気なのだそう。

クッションカバーが目についた子は「クリスマスプレゼントにあれをお願いしようかな」なんてつぶやいていました。





1790年創業、有松絞りの「井桁屋」は江戸時代の町屋建築とあり、歴史が感じられるその雰囲気に普段にぎやかなみんなも口数少なく滞在していました。

店内では老舗ならではのさまざまな柄、模様の反物が目を引きます。

江戸時代にも同じように作られたものが売られていたのだそう。

店主の言葉に上を見あげると時代劇に出てくるような籠が壁面にディスプレイされていました。

当時、嫁入りにはこれに乗ってきたのだそうです。


信号を渡ってさらに西へ行き「早恒染色」にお邪魔しました。

染料のものだと思われるにおいが立ちこめる中、大きな機械や装置の間を通してもらい、染色作業を見学できました。

ここでは染料をかけて染める流し染めの作業もあるそうで、技術や集中力を要する仕事なのがうかがえました。


最後に「竹田嘉兵衛商店」へ。

有松絞りの開祖・竹田庄九郎氏の分家筋がこの地でずっと営んできたお店です。

中に入るといくつもの畳の間があり、見事な庭園や茶室も。

大正8年に造られた洋間もあって、そのモダンな雰囲気に「半沢だー!」の声があがりました。

勝海舟直筆の掛け軸も紹介され、また盛り上がり、メモを取っている姿も見られました。





スケジュールがタイトで駆け足で見て回ってきましたが、たくさんのご協力があって学び多い時間となりました。

自分たちが日ごろ活動している名古屋市緑区には誇れる文化や歴史があることを実感できたようでした。


分野別学習…その分野に秀でた様々な講師などから学び、体験し、追求します。また、 校外に出て様々な分野の現地を見学することも行います。芸術、生活・家庭、 音楽、体育、理科、社会等にも関わるカリキュラムです。


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