3-5.自由活動・ブレイクタイム・お昼休み

1) 目 標

 

​<「遊び」に関する考え方>

  •  私たちの学校では、「遊び」は子どもの育ちに欠かせないだけでなく、権利として保障されるものであり、一人ひとりが自らを豊かにし、人生を楽しみ、よりよい社会づくりのために不可欠な要素として位置づけ、カリキュラムの中では、「自由活動」「ブレイクタイム」「お昼休み」の時間を十分に設けています。

  • 人は生まれながらにして好奇心を持ち、自己実現に向かって絶えず成長します。生理的欲求、安全の欲求、社会的欲求、承認の欲求が満たされることで、自己実現の欲求が芽生えます。自己実現の欲求=「やってみたい」という感情は、日常の暮らしや遊びを通じて育まれていきます。特に「遊び」は子どもにとって常に主体的な営みであり、面白い、楽しいワクワクする気持ち(高揚感)、失敗や悔しさ、もっと上手くなりたいという気持ち(向上心)、満ち足りた気持ち(満足感)を感じながら、自らを育てていきます。

  •  自然や生き物に触れ、その「不思議」に出会い、無数の問いや発見を重ね、仮説を立て、知恵を出し、実体験を繰り返しながら、新たな好奇心と探求の芽を育みます。この営みは「学問」の一歩であり、人生を楽しみ豊かにすると同時に、よりよい社会づくりのために欠かせません。「遊び」は「学問」と出会う場です。

  • 「遊び」を通じて、失敗を経験と学びに変え、「ありのままの自分で大丈夫!」という自信や自尊感情を育み、より楽しく、充実した遊びを求めることで、仲間と育ちあい、対等なコミュニケーションや良好な関係性を築くための表現や行動を試すことができます。「わたし・あなたに関わるスキル」が自然と身につくのも「遊び」です。

​<「休憩」に関する考え方>

  •  「遊び」と同時に「休むこと」も大切な要素です。特に、集中して学ぶためには適度な休憩が不可欠です。そのため、「ブレイクタイム」は、子どものバイオリズムに合わせ、「緊張したら解く」というイエナプラン教育の考え方を取り入れ、午前中の「解く」時間として設定しています。

2) 内容・方法

 

  • 「自由活動」の時間では、スタッフは子どもたちの「やってみたい」気持ちを応援します。自分は何が好きなのか?何をしたいのか?わからない子どもたちにとっては、時間を持て余し、時に辛く感じることもあります。自分の内面を見つめ、探求できるよう見守り、対話を大切にしながら、興味・関心につながる種まきをします。必要に応じて、資源(ヒト・モノ・コト)をつなぎ、活動を豊かにするためのサポートをします。

  • 「自由活動」で行ったことを、他の子どもと共有する機会を作り、相互に影響しあえるようにします。

  • 「お昼休み」は、ゆったり過ごすため70分間の自由な時間が保障されます。昼食については、お弁当持参、もしくはキッチンを利用し、自分で作って食べることも出来ます。

  • なお、月1~2回、「分野別学習」や「自由活動」(有志)の時間を使ってランチを作ることもあります。地産地消、季節の食材といったテーマを取り入れ、食材の調達方法や予算を考慮しメニューを考えます。一人ひとりが役割を担い、チームワークを築き、力を合わせて取り組みます。

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